「ちょっと暮らしてみたら、見える景色も変わるかも」――そんな想いから始まった仮移住。家族で実際に各地に滞在しながら、旅とも移住とも違う、“生活に近い発見”を記録しています。
お盆休みの過ごし方、悩んでいませんか?
「せっかくの長期休みだけど、どこに行けばいいのかわからない…」
「混雑する場所は避けたいし、でも家でゴロゴロするだけなのももったいない」
そんな風に感じている方、多いのではないでしょうか?
仕事も一段落、子どもたちも休み中。家族みんなで充実した時間を過ごしたいけれど、アイデアが浮かばない…。
でも大丈夫。ちょっとした工夫と組み合わせで、朝から夜まで家族全員が満足できる“お盆休みモデルコース”はつくれます!
今回は、実際に仮移住中に体験した「パンカフェ→お笑いライブ→花火大会」という、“笑顔が絶えない1日プラン”をご紹介します。
【1】パンカフェで朝から笑顔─「Panetteria GRASPA」でテイクアウトモーニング
休日スタートは、美味しいパンと一緒にゆったりと。
「Panetteria GRASPA ぱんカフェ」の落ち着いた店内に、一歩足を踏み入れるだけで豊かなパンの香りが広がります。イートインも可能ですが、この日はテイクアウト。車内でパン片手に、家族の会話もいつもよりゆったりと進みました。

— 焼きたてのパンの香ばしさに子どもたちもにっこり。夫婦も「この一口が休日の始まりだなあ」と満足感たっぷり。
【2】ライブ初体験──サイクルスポーツセンターで「キンタロー。」に会えるお笑いライブ
お昼は、サイクルスポーツセンター内の屋内スペース「ゴロリン広場」で開催されたお笑いライブへ。
この日の出演者は、あの「キンタロー」さん! テレビでおなじみの芸人を生で見られるということで、子どもよりも私が興奮していたかもしれません(笑)
ライブ開始前にはすでに会場が人でぎっしり。
ゴロリン広場というスペースで、座りながらリラックスして鑑賞できるのが嬉しいポイントです。
いざライブが始まると、キンタローさんのエネルギーに圧倒されました。あの「トゥームレイダー!」ネタも炸裂し、会場は大盛り上がり。
コンプラ的に撮影NGのネタもありましたが、それも含めて笑いの渦。唯一OKだった「ねぶた祭りネタ」では、スマホ片手に大爆笑。

最後はサイン色紙がもらえるじゃんけん大会まで!
家族で手を挙げてじゃんけんに参加するだけで、妙にテンション上がります(笑)
【3】お祭り気分で夜を彩る──原保(わらぼ)打ち上げ花火大会へ移動
一度家に戻って軽く休憩したあと、夕方からは「原保打ち上げ花火大会」へ。
17:30に出発し、18時前に到着できたため、駐車場もまだまだ余裕あり。
屋台では地元グルメが充実していて、中でも、あまからやの「ルーローハン(500円)」はリピートしたくなる味。さらに、とうもろこしが無料配布されており、思わぬラッキーに子どもたちも大喜び。

輪投げやヨーヨー釣りといった遊びも豊富で、打ち上げまでの待ち時間さえ、家族の笑顔と共にあっという間。
地元の人が毎年楽しみにしているお祭りらしく、娘の小学校の友達もたくさん来ていて、再会のたびに「○○ちゃんもいるー!」と大興奮。思いがけないつながりが、娘の夏の思い出をより特別なものにしてくれました。
いよいよ20時。頭上を覆うほど近くで打ち上がる花火の迫力に圧倒され、子どもたちは目を輝かせて見上げていました。僕はといえば、ビール片手に「もうすぐ仮移住生活も終わるんだなあ」と、ちょっとセンチメンタルに花火を眺めていたのでした。

特に印象的だったのは「メッセージ花火」。アナウンスの言葉と共に花火が打ち上がる演出は、初めての体験で不思議な印象を持ちましたw
まとめ|「好き」をつなぐ1日が、家族の笑顔をつくる
パンの香り、笑いの渦、夜空の神秘。
こうして並べてみると、それぞれ単独でも十分楽しめるところが、「つなぐ」ともっと特別になることに気づきます。
「家族でお出かけって大変…」と構えるのではなく、日常にちょっとした驚きや笑顔をプラスするだけで、休日の満足度はぐっと上がる。この記事が「次の週末、何してあげよう?」に悩むお父さんのヒントになれば嬉しいです。