中伊豆に到着した初日、予想外の自然の洗礼と、役所の方の温かいサポートに心が動かされた。仮移住の始まりは、バタバタしながらも希望が持てる一日だった。
中伊豆へ向かう道中
名古屋を正午に出発し、意外と近く感じた約3時間半のドライブ。トイレ休憩は1回だけで、ほぼノンストップでの移動だった。
仮住まいへの期待と、未知の土地への少しの不安。車内では、これから始まる新しい生活について、あれこれ話しながらの移動だった。
到着と“人の優しさ”との出会い
中伊豆に到着すると、役所と移住支援センター「9izu」の方が笑顔で出迎えてくれた。まず驚いたのは、ハイエースのタイヤの異常にすぐ気づいてくれたこと。

タイヤの表面がめくれていたのだ。「よく無事に来れたね」と声をかけられ、自分たちも内心ひやっとしながらもホッとした。
その場で知り合いのタイヤ屋さんに電話を入れ、すぐに手配をしてくれた。見知らぬ土地で、こうしてすぐに助けてもらえるというのは、思っていた以上に心強い。

自然のインパクトと生活準備
仮住まいに入ってまず驚いたのが、アシナガバチの多さと、蜘蛛の大きさ。こんなに立派な蜘蛛を見るのは初めてで、自然とともに暮らすことのリアルを実感した瞬間だった。
すぐに車で2分ほどの薬局に向かい、蜂スプレーを購入。これからの生活には、こうした備えも大事だと感じた。スプレーを使用してみると、その後は不思議とアシナガバチが近寄ってこなくなり、ひとまずの安心を得られた。
その後は、ハイエースに積み込まれていた大量の荷物の運び出し。まさに引越しそのもので、汗だくになりながら片付けを進めた。
仮住まい生活の立ち上げ
仮住まいの周辺を歩いてみると、名古屋と変わらないくらいの暑さは感じるものの、不思議と日陰に入ると風が涼しく、身体がふっと楽になる感覚があった。名古屋では15時ごろに外に出るのは避けていたが、中伊豆ではその時間帯でも散歩できる心地よさがある。
荷物をある程度片付けたあと、今夜の夕食をどうするかをしばし検討。土地勘がないなかでの外食選びは難しいものの、最終的に手軽で安心感のあるバーミヤンに決定。

食後には、隣にあったマックスバリュで翌朝の食材もまとめて購入。必要なものが徒歩圏・車圏にそろっていることに安心した。

セリアにも立ち寄り、生活備品を一通り買い揃えた。予想以上に「あれもこれも必要だった」と気づく。
まとめ
トラブルあり、驚きあり、でも人のあたたかさに支えられた中伊豆仮移住の初日。虫との共存、荷物との格闘、そして頼れる役所の人。
この一日で、中伊豆という土地が少しずつ“自分たちの場所”になっていく感覚が芽生えた。これからの日々に、小さな楽しみと発見を重ねていきたい思います。次回もお楽しみに。
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