コンテンツ
「ここに住んでみたい」と思った場所で、休日をどう過ごす?
仮移住を検討している時、一番気になっていたのは「日常の楽しさ」でした。観光地として有名でも、暮らしてみたらどうなのか。子どもたちが退屈していないか、自分たちの暮らしに合っているか――そんなことを感じながら、伊豆での生活を試しています。
今回の週末は、前回楽しかった「伊豆サイクルスポーツセンター」と、地域の方からすすめられた「修善寺盆踊り」を一日で満喫。まさに、伊豆の魅力を体感する最高の1日となりました。
サイクルスポーツセンターで家族全員“全力疾走”
この日は曇り空。日差しも柔らかく、自転車遊びにはぴったりの日。前回行ったときのイベントでゲットした「とくパス半額券」を使って、得パスで入場。
入場後は、定番の「おもしろ自転車」や「サイクルコースター」からスタート。中でも大人も子どももハマったのが「ファミリーサーキット」。2キロのコースを自由に好きな自転車で走れます。電動アシスト付きやチャイルドシート付きの自転車もあるので、小さなお子さんがいても安心。正直、1周で満足すると思っていたら、気づけば3周。笑

昼食は、前回現金がなくて断念した「レストラン富士見」へリベンジ。三島コロッケカレー、ラーメン、冷やし中華を堪能。壮大な景色を眺めながらのランチは、最高でした。

昼食後は、私ひとりで「5キロサーキット」にチャレンジ。これがまた本格的でキツい!下り坂では一歩間違えば大事故レベルのスピード感。上りはギアを軽くしても立ち漕ぎ必須。でも、達成感は抜群。タイムも15分1秒と15分4秒と、まずまず。ここ、自転車の練習環境としては本当に優秀です。
修善寺盆踊りで感じた、地域のぬくもり
夕方からは修善寺の盆踊りへ。地域交流会で「ぜひ来てみてください!」とすすめられていたイベントです。会場までは、修善寺寺の近くに500円/回の有料駐車場がありましたが、無料の修善寺総合会館に車を停めて歩いて行きました。道中からワクワクが止まりません。
出店は多くはなかったけれど、地域の人たちが丁寧に作り上げた雰囲気がなんとも心地よい。ガチャガチャや、4歳まで限定の“人力モグラ叩き”など、手づくり感たっぷりのコーナーがほっこり。息子は”人力モグラ叩き”に参加!最初は戸惑っていたものの、お姉ちゃんのフォローでルールを理解。めちゃくちゃ優しくモグラを叩く姿に笑ってしまいました。

地域交流会で気になっていた方とも再会し、勇気を出して「伊豆での暮らし、実際どうですか?」と聞いてみたところ、「最高です!」と即答。さらに「今度一緒にごはんでも」とお誘いまでいただき、仮移住が一歩リアルに深まった気がしました。
盆踊りまでの時間は、近くの温泉街をお散歩。少し歩いただけで、映える風景のオンパレード。写真を撮りながら「こんな場所に住んでる人、うらやましいなぁ」と思ってしまうほど。
そして19時、盆踊りスタート。娘は初めての盆踊りにも関わらず、小学校の友達と輪に入ってノリノリ。その姿を見て、またひとつ“仮移住してよかった”と実感しました。

帰り道には、偶然見つけた韓国料理屋さんで晩ごはん。おばあちゃん一人で切り盛りしているお店ですが、石焼ビビンバ、冷麺、海鮮ピビンバ、どれも絶品!中でも冷麺は過去一レベルで美味しく、感動しました。

「遊び」と「暮らし」がつながる伊豆の魅力
こうして、1日遊び尽くした週末。ふと振り返ると、観光でもありながら、地域に触れて、暮らしの一部に自然と入り込めた気がします。
伊豆に仮移住して感じたのは、遊び場が充実していて、地域の人があたたかいということ。そして何より、家族全員が笑顔になれる時間が確実に増えたことです。
これから本格移住を検討している方も、「まずは仮移住」でこんな風に過ごしてみるのはどうでしょう? きっと、自分たちに合うかどうかが体感でわかってくるはずです。