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朝4時台に鳥の声で目覚める、超自然体なスタート
移住2日目の朝。まだ薄暗い4時過ぎ、鳥のさえずりで目が覚めました。普段の生活ではなかなか味わえない自然の目覚ましに、少し驚きつつも気持ちよく一日が始まります。早寝早起きの生活リズム、これは本当に健康体になれそうです。子供たちも6時には目を覚まし、すっかりこのリズムに馴染み始めています。
釣り人と立ち話、川と鮎のある暮らし
朝食後、家の近くを家族で散歩していると、軽自動車の横で釣りの準備をしているおじさんを見かけました。声をかけると、家の横を流れる川で鮎が釣れるとのこと。生活圏内にそんな川があるなんて、なんだか得した気分。川辺の暮らしが、日常の延長にあることがうれしく感じました。
洗濯中の出会い、蛍とおじいちゃんの話
洗濯物を干していると、お隣のおじいちゃんが庭で雑草を抜いていて、いろいろとお話をしました。ふとした話の中で「夜に川へ懐中電灯を向けると蛍が見えるかもしれない」と教えてくれました。さらに、天城の方では蛍が有名なんだそうです。(イベントは6月中旬で終了)自然とともに暮らしてきた地元の人の言葉には、重みとあたたかみがあります。
中伊豆小学校へ、娘の新しい一歩
午前11時、家族で中伊豆小学校へ。区域外就学の説明を受けるため、10分ほど歩いて訪問しました。教頭先生が出迎えてくださり、丁寧に説明をしていただきました。娘は、明日から始まる学校にワクワクしつつも少し緊張気味。3年後には校舎が新しくなる予定だそうで、そんな未来にも期待が膨らみます。帰りは隣にあるスーパー「カドイケ」で夕食の材料を買って、さらに近くの郵便局もチェック。生活に必要な場所が徒歩圏内にあることに安心感を覚えました。
山奥での交流、犬と鶏と梅ジュース
午後は地域づくり課と9izuの方々と、インターンに関する打ち合わせ。さらにその後、先輩移住者の方と交流できる機会を設けていただき、山奥の壮大な敷地へ。そこには元気な犬が走り回り、鶏小屋にはたくさんの鶏が。鶏を間近で見るのも触るのも初めての経験で、子供たちも大喜びでした。

その後訪れた「みんなのいえ」という施設には、広くておしゃれなカフェスペースがあり、たんたん(呼び名)からいただいた自家製の梅ジュースをそこで味わいました。すっきりとした甘さで、とてもおいしかったのが忘れられません。そのカフェスペースもとても広く、1歳半の息子は室内を元気に走り回っていて、なんとも微笑ましいひとときでした。

帰る頃には、たんたんのパートナーも警察から戻ってきて、少しお話をしました。特に悪いことをしたわけでもないのに警察に行っていたという話には、みんなで思わず笑ってしまいました。とても気さくで面白い方で、移住者同士のつながりがこんなにも楽しいものなんだと実感しました。

締めくくりは温泉、そして8時就寝の夜
帰宅後、夕食を済ませてから向かったのは「湯の国会館」。

人も少なく、静かな空間でゆったりと温泉を堪能。肌がすべすべになった気がして、満足感たっぷり。お風呂上がりには、牛乳とコーヒー牛乳とクーリッシュで乾杯。そして8時には布団へ。まさに健康的すぎる生活のリズム。

「中伊豆の暮らしが少しずつ、心に染み込んでくる」
まだ2日目だけれど、自然のリズムと人のやさしさに触れるだけで、ずいぶん心がほぐれました。都会では気づけなかった小さな喜びが、中伊豆にはたくさん転がっている気がします。この土地での仮移住、きっともっと深く、豊かになっていく予感がします。
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