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新しい土地での“日常”に不安と期待
仮移住生活がスタートして1ヶ月。名古屋から伊豆へとやってきた私たち家族にとって、毎日の暮らしの中で欠かせないのが「買い物」です。旅行と違い、暮らしを成り立たせるためには、日用品や食料品の調達が必要不可欠。
新しい土地での生活はワクワクする反面、「どこで何を買えばいいのか」「スーパーはあるのか」「日用品はすぐ手に入るのか」といった不安もつきまといますよね。
今回は、そんな仮移住1ヶ月目の私たちの生活を支えてくれた地元のお店たちをご紹介します。
「こんなお店があったのか!」と驚く発見もたくさんありました。
第1位:よく通ったスーパー「カドイケ」
最もよく利用したのが「カドイケ」。仮移住先から車で2分、歩いても10分という絶妙な距離感。ちょっとした散歩がてらに行けるのが嬉しくて、時々夕方に歩いて通っていました。
品揃えは一般的なスーパーと変わらず、野菜、肉、魚、調味料、お惣菜などが一通り揃っています。価格も全体的に安めで、生鮮食品は特に鮮度がよく、「これは日常使いできるスーパーだな」とすぐに実感。
特筆すべきはイベントの多さ。ポイント5倍デー、アイスクリーム4割引きの日など、地元の人に愛されている理由が伝わってきます。短期移住なのでポイントカードは作らなかったものの、閉店間際に行くと50%割引の精肉や鮮魚が手に入ることもありました。

ある日、サザエが1個150円で売っているのを見つけた時は、思わずテンションが上がりました。「こんな新鮮な海の幸が手頃な価格で手に入るのか…」と、カドイケのポテンシャルを実感した瞬間です。
閉店時間は20時。中伊豆店は木曜日が定休日なので、計画的に買い物するのがコツです。

第2位:果物を買うなら「大地讃頌」
少し足を伸ばした場所にある「ヤマモトフードセンター 大地讃頌」は、私たちがたまたまお出かけの途中に見つけたお店。果物が安く手に入り、思わぬ掘り出し物に出会える楽しさがあります。仮移住先からは車で20分ほどの距離にありますが、週末のドライブや外出のついで(下田方面)に立ち寄るのにちょうどいい立地です。
とある日、「桃が22個で1980円!」という衝撃的な価格に遭遇。しかも味もジューシーで文句なし。この破格の値段には、名古屋にいた頃にはなかった“地元価格”の驚きがありました。


店内には精肉店もあり、肉類も質が高くてお得。スーパーというよりは、昔ながらの市場的な雰囲気で、見ているだけでも楽しいお店です。旬の野菜や果物をチェックしに、ちょこちょこ通いたくなる魅力があります。
第3位:日用品は「クリエイト」で調達
日常の生活を支えてくれたもう一つの重要拠点が、ドラッグストアの「クリエイト中伊豆店」。仮住まいから車で1分、歩いて5分という便利な立地。薬、洗剤、ティッシュ、シャンプーなどの生活必需品はすべてここで揃えました。
仮移住初日にアシナガバチが大量発生した時も、ここで「ハチ、アブ・バズーカージェット」を買って事なきを得たという思い出があります。さらに、夜中にゴキブリが出現してしまった日も、急遽飛び込んで殺虫剤を購入。

日用品だけでなく、冷凍食品や飲み物、お菓子も充実していて、まさに生活インフラとしての存在感。閉店時間は21時で、夕食後に「アイスでも買いに行こうか」と歩いて向かうのがちょっとした日課になりました。
第4位:100均もある「マックスバリュ修善寺駅前店」
日用品の中でも「100均アイテム」が欲しくなる時ってありますよね。そんなときにお世話になったのが、修善寺駅隣にある「マックスバリュ」。ここにはダイソーが併設されていて、キッチン用品や収納グッズ、文房具などを一通り揃えることができました。
車で約20分とやや距離はありますが、観光や外出のついでに立ち寄れるので、効率よく買い物ができます。食料品もあるため、1箇所でまとめ買いできるのがありがたいポイントです。
番外編:自分たちで見つけた“名店”
仮移住をしていると、地域を散策する中で思わぬ名店を見つけることがあります。「あれ?こんなところに良さげなお店がある!」と気になって入ってみると、大当たりだった、なんてことも。
たとえば、「ひらい精肉店」のササミカツ。これは地元の隠れた名品で、サイクルスポーツセンターの帰りに立ち寄って購入。揚げたてでジューシー、なのにあっさりしていて何個でも食べられる美味しさです。

また、「鮮魚 魚由」のマグロのすき身も絶品。ここは娘の小学校の友達のお母さんから教えてもらったお店で、スーパーではなかなか出会えないような新鮮さと味わいに驚かされました。マグロのすき身が特におすすめ!
こうした“地元のおすすめ”に触れることで、買い物が単なる消費行動ではなく、「体験」としての価値を持つようになります。
名古屋との違いは?不便はなかった?
率直に言って、仮移住住まいからは、名古屋での生活と比べても大きな不便は感じませんでした。むしろ、買い物距離が短くなり、歩いて行ける範囲に魅力的なお店があることに感動。主にカドイケですが…w(名古屋も歩いていけるが、暑くていけない)
仮移住住まいでは「今日はどんなお店に出会うだろうか?」という気分で選ぶこともあり、穴場が発見できるんじゃないか!と買い物が楽しく思えてきました!
まとめ|あなたなら、どんなお店を見つけますか?
仮移住1ヶ月。私たち家族が通ったスーパーやドラッグストアは、ただ「物を買う場所」ではなく、地域とつながる大切な接点でもありました。
魚由などではとても気さくに話しかけてくれるので思わぬ情報を仕入れることも!
買い物を通して見える、その土地の人の生活リズム、物価感覚、文化の違い。そして、何よりも「地元の人たちのあたたかさ」。
もしあなたが仮移住するなら、どんなお店と出会い、どんな日常を築いていくのでしょうか?
旅では見えない「暮らしの風景」が、あなたを待っているかもしれません。
